子どもに絵本を読みきかせるんだけど、なかなか最後まで集中して聞いてくれない…
そういうときはシュールな絵本がおすすめ♡
うちの末っ子大絶賛の絵本は『いちじくのはなし』だよ!
子どもに絵本を読み聞かせることはありますか?
私も毎日寝る前に絵本を読み聞かせています。
しかし、読んでいる途中で飽きたり、横からちょっかいをかけてきたり…。
そんなときは、シュールな絵本がおすすめです。
うちの末っ子も何回も飽きずに最後まで読むほどハマっていますよ!
今回は“おすすめのシュールな絵本5選”について、体験談も交えてホンネでお伝えしていきます。
シュールな絵本は大人も子どもも飽きずに読める
みなさんは「絵本の読み聞かせは子どもの発達にいい」という話を聞いたことがありますか?
実際に、小さいころに読み聞かせをしていた家庭の子どもは、学力が高い傾向にあるという研究結果が、平成25年の文部科学省の調査で判明しています。
うちは寝る前に絵本を読む時間を作っているよ!
実はこの取り組みは、夫からの提案によるものでした。
毎晩、末っ子に読みたい絵本と、夫と私どちらに読んで欲しいかを選んでもらっています。
tumugi家の場合、夫が絵本の読み聞かせを推奨してるんだよね
夫いわく「俺も小さいころに母から読み聞かせをしてもらっていた」らしく、末っ子にも同じようにしてあげたいんだそう。
忙しくて読めない日もありますが、毎日できるかぎり親子の時間として絵本タイムをつくるよう心掛けています。
でも、最初のうちは飽きちゃって絵本を最後まで読むことができなかったなぁ…。
うちの末っ子はどちらかというと外遊び大好き♡な元気っ子タイプ。
読み聞かせをしていても集中力が続かず、すぐに飽きて遊びはじめてしまうのでした。
そんな、飽きっぽい末っ子がハマったのはシュールな絵本!
シュールな絵本は、絵が独特なタッチかつ、話も少しひねくれていて面白いです。
王道の絵本のように丸く収まって大団円!という感じではなく、少し常識から外れたような行動をとったり、ふくみを持たせたような終わり方だったり。
大人の目線から見ても、考えさせられる内容となっています。
シュールな絵本は子どもはもちろん、大人まで何度も読みたくなるような魅力がギュッと詰まっているのです。
それではお待ちかね!
うちの末っ子がハマったシュールな絵本5冊はこちら
たまごのはなし
注目の絵本作家、しおたにまみこ初の絵童話!
ある日とつぜん目をさましたたまご。はじめて歩き、はじめて話す。マシュマロを起こして、キッチンの台を降り、探検にも出かけます。
読めばよむほどに引きこまれる不思議なお話を、3話収録。文・絵:しおたにまみこ
引用:ブロンズ新社
たまごが歩いて話すって、それだけで面白そう!
『たばごのはなし』は、ひねくれもののたまごと素直なマシュマロが織りなすちょっと変わった日常を、たまごの目線で語っていきます。
突拍子のない行動をとるたまごと、それに付き合うマシュマロの迷コンビ(?)は大人が読んでも面白い!
「なぜ?どうして?」という疑問を投げかけながら、私たちが知らないキッチンの裏側を覗くことができる、少し不思議なお話です。
末っ子のお気に入りポイントは、たまごが突然あるものをかじるシーン。
かじられた側の反応も面白いそうで、見るたびにケラケラ笑っています。
相方のマシュマロもいい味だしてるんだよね…(笑)
たまごとマシュマロのやりとりはなんだか哲学的…!?
いちじくのはなし
子どもも大人も虜にした、不思議な絵童話『たまごのはなし』第2弾!
おはなしかいを舞台に、ほらふきいちじくが大かつやく!
こよいはなすは、まことのぼうけんものがたり。どうぞごゆるりとおたのしみください。文・絵:しおたにまみこ
引用:ブロンズ新社
今度は”ほらふきいちじく”なんだね!
『いちじくのはなし』は、前作のたまごとマシュマロにくわえ、新キャラのいちじくや、キッチンの仲間たちが登場します。
前作同様、たまごの目線で話は進んでいきますが、メインはいちじくが語る壮大な冒険活劇。
飄々としたいちじくの魅力にとりつかれるものもいれば、疑うものもいます。
毎夜開催されるいちじくのおはなしかいは、ウソかマコトか?
実際に読んで確認してみてくださいね!
末っ子のお気に入りポイントは、王様がいちじくに勲章を授けるシーン。
王様っぽく大袈裟に読んであげたところ、ツボに入ったみたいです(笑)
ちなみに私の推しは”はっかあめ”!
登場キャラクターが多いので、声色を変えながら読んであげると、子どもが喜ぶかも♡
うるうのもり
“あの森に行ってはいけません。うるう、うるう、とないている、おばけが出ますから”
転校したての僕は、先生の言いつけをやぶり、
おばけが出るという森の奥へ迷いこんでしまう。
そこで出会ったのは、不思議な、「あまり1」の人間。
世界からはみ出したひとりぽっちの存在、『うるう』だった……。
おかしくて、美しくて、少し悲しい、ある友情の物語。文・絵:小林 賢太郎
引用:講談社BOOK倶楽部
なんだかちょっと怖そう…?
『うるうのもり』は、コントユニットであるラーメンズの小林賢太郎さんが描いた大人向けの絵本です。
残念ながら小林さんは2020年に芸能界を引退していますが、現在も舞台やアートなど、アーティストとして活動を行っています。
実はこの『うるうのもり』は、小林さん主演の『うるう』という舞台が原作です。
4年に1度、2月29日がある”うるう年”にしか上演されない幻の演目であり、小林さんがチェロの生演奏とともにひとりで演じます。
話の内容は大人向けとあって少し難しいですが、独特な絵のタッチとクスっと笑えるポイントがちりばめられているので、子どもでも十分楽しめる絵本です。
転校してきたぼくと、ある事情で森にすんでいるうるうが、だんだんと心を通わせていくストーリーなのですが…。
”悲しいけれど、美しい”。まさにその言葉がよく似合う絵本だと感じました。
末っ子のお気に入りポイントは、うるうがぼくに両手を挙げてあることをするシーン。
話の内容とイラストがマッチしており、思わず涙腺が緩んでしまう、とても印象に残るワンシーンです。
私自身も『うるう』の公演を、一度だけ観たことがあるの!
この絵本を読むと、あの叙情的な舞台を再び味わえてうっとり…♡
絵本が気に入ったら、ぜひ舞台も観てね!
カキワリの劇場
「自分のことがきらいだ。変わりたい」と考えている男が、まよいこんだ劇場。
そこでは、舞台美術の大道具、「カキワリ」だけで展開するショーが行われていた。
第一幕は月面、第二幕はニワトリ、第三幕はシーラカンス……。登場するものたちはバラバラ。
しかし、別の何かに変わろうとしていることが共通していた。
男が見たのは変身願望からの夢なのか、それとも……。
劇作家の小林賢太郎が、絵と文を手掛けた絵本。文・絵:小林 賢太郎
引用:あかね書房
緻密なイラストはきれいだけど、ちょっぴり怖い!
『カキワリの劇場』は『うるうのもり』と同じく、小林賢太郎さんの絵本です。
ある男がカキワリ(1枚の板に紙や布を貼り、背景を描いたもの)の劇場に迷い込むストーリーとなっています。
こちらの絵本は文章が少なく、どちらかというとイラストを楽しむTHE 絵本!という雰囲気です。
一方で、言葉の意味がわかると背筋が少しゾクっとするような不気味さも…。
必要以上に説明がないおかげか、想像力を掻き立てられる内容となっています。
末っ子のお気に入りポイントは、土偶のシーン。
衝撃的なイラストが画面いっぱいに広がるのは、圧巻の一言です。
我が家では私と末っ子でストーリーとイラスト、それぞれ違った楽しみ方ができました!
怪物園
ぼくらの街に、怪物たちが、やってきた
遠くから眺めると、それはお城のようでした。
けれども、屋根には目玉、窓からは、毛むくじゃらの手、蹄のついた長い足もあります。
みんなはそれを怪物園と呼びました。
ある夜、怪物園が眠ったすきに、外の世界へと抜け出した怪物たちは、街までやって来ると、通りを行進しはじめました。
『Michi』『の』のjunaidaがつむぐ、どこかのだれかの物語。文・絵:junaida
引用:福音館書店
寝る前に読むのがおすすめ!
夢に怪物たちが出てくるかも?
『怪物園』は、怪物たちの世界と子どもたちの世界が徐々につながっていく、摩訶不思議な世界観の絵本です。
「これは夢なのか?現実なのか?」夢うつつの空想で遊ぶ、怪物と子どもたち。
色とりどりの怪物たちの美麗なイラストと、子どもの想像力の豊かさに感心してしまいました。
タイトルから怖そうな雰囲気はありますが、とてもほんわかした内容です。
末っ子のお気に入りポイントは、お風呂のシーン。
お風呂が船へと変身し、冒険に繰り出すところが面白いそうです。
この絵本を読んでいると、なんとなくコロナ禍で家から出られずにいた頃を思い出す…
みんな楽しいことを空想して、辛さを乗り越えてきたのかもしれないね
シュールな絵本で親子の時間を楽しんで!
「子どもに絵本の読み聞かせをしたいけど、すぐに飽きてしまう」なら、一度シュールな絵本を試してみてはいかがでしょうか。
シュールな絵本なら大人も子どもも楽しめる!
王道なストーリーもいいですが、一風変わったストーリーやイラストの方が、子どもの興味を引くかもしれません。
実際にうちの末っ子も、桃太郎などの王道の絵本より、シュールな絵本を愛読しています。
今回紹介した5冊は、ぜひ書店などでお手に取ってご覧ください!
ほかにも、おすすめの絵本はたくさんあるはず。
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