【夫婦なら共感して当たり前？】その思考を手放したら気持ちが楽になった

あなたの夫は共感をしてくれますか？

私の周りでも「夫が共感してくれないからむかつく～！」なんていう声をよく聴きます。

ただ、夫だって元は他人。自分と育った環境も違えば、考え方も違うのは当たり前です。

そんな夫に、無理にあなたの気持ちを理解してもらう必要はありますか？

今回は、誰もが一度は感じたことのある“夫婦の共感“について、体験談も交えてホンネでお伝えしていきます。

夫が共感してくれないと悩むママは多い

夫婦で生活をしていると、時折意見が合わなかったり、自分の気持ちに夫が共感してくれなかったり、喧嘩にはならずともなんとなくモヤモヤしてしまう…なんてこともありますよね。

私の周りでも夫婦の共感について悩んでいるママたちがたくさんいます。

一番身近な人に自分の気持ちを分かってもらえないと、悲しい気持ちになりますよね。

夫婦で共感について話し合ったら喧嘩になった

再婚して無事次男を出産し8か月ほど過ぎた頃、私の妹の結婚式が開催されることに。

結婚式は朝イチに東京で行うため、当時関西に住んでいた私たちは前泊をする必要がありました。

それにくわえてご祝儀や旅費など、結構なお金がかかることが予想されます。

お住まいの地域によって変わりますが、家族間のご祝儀はだいたい5～10万円が相場です。

たしかにご祝儀はあくまでも気持ちなので、絶対渡さなければいけないというルールはありません。
とはいえ、渡すのが一般的な常識だと思います。

次男が生まれ、これからどんどんお金がかかります。
なので、夫の言い分も理解できなくはありません。

この『ご祝儀問題』で喧嘩になりましたが、当時は私は働いておらず、金銭面で強く言えない部分がありました。

その際に「私の妹を祝う気持ちを共感してほしい！」と懇願しましたが、夫にはまったく届かず…。

仕方なく3万円をご祝儀として出し、あとでこっそり私の貯金から妹夫婦に渡そうかと思っていた矢先、事の顛末を聞いた義父母の一喝で、夫も少し考え直してくれたのでした。

そもそもどうして共感されたいの？

そもそも、なぜ夫に共感してほしいのでしょうか？

今回の一件に関していうと、私の「妹をお祝いしたい気持ち」と、夫の「今後の生活を考えての判断」はどちらが正解ということはありません。

お互いに自分の気持ちを理解してもらい、同じ方向を見ながら進んでいきたいのです。

それが『共感してほしい』という気持ちにつながるのだと思います。

自分の気持ちを相手に共感させるのは難しい

夫とは出身地も違えば、育ってきた環境も大きく違います。
そんな夫に自分の気持ちを共感してもらうのは難しいのではないでしょうか？

夫に限らず、自分の気持ちを相手に共感・同意してもらうのはなかなか難しいです。

なら、「相手に気持ちだけ伝えればOK！」くらいの心持ちでいたほうがお互いに楽だと思いませんか？

私は『ご祝儀問題』の一件から、夫に対して無理に共感を求めないようになりました。

まず相手の意見を聞いたうえで、自分の意見を述べます。

そこから一緒に妥協案を模索したり、意見が対立するようであれば、自分が責任を持つ代わりに意見を押し通したり、自分軸で考えて行動するようになりました。

共感って夫じゃなくてもいいんじゃない？

そこで辿りついたのが、『夫以外の誰かに共感してもらう』ことです。

自分のつらい気持ちやしんどい気持ちを受け入れてほしい場合は、夫ではないほかの誰かに話しを聞いてもらうようになりました。

私の場合はママ友や実母などに相談しています。

身近な夫に共感してもらいたい気持ちは痛いほどわかります。

悲しきかな、一緒に生活をしていても当事者にしかわからない・考え方がまるっきり違いすぎるなど、どうしても共感してもらえないケースは多いです。

ひとりで悩みつらくなるなら、ほかの人に相談してみてもいいのではないでしょうか？

私は、「共感って夫じゃなくてもいいんじゃない？」ということに気付き、生きやすくなりました。

ぜひ共感について悩んでいるママさんがいれば、夫以外のほかの誰かと話してみることをおすすめします！